振袖レンタルのfleur(ふるーれ)TOP > 振袖お役立ちコンテンツ > 【関東式・関西式】結納の目録における準備と書き方 まとめ
2017.11.1
結納時に両家の間で取り交わされた結納品を、箇条書きにした納品書を目録と呼びます。
これに対して一般的な書類における受領書にあたるものが、受書となります。
結婚式場やホテルなどの結納パックを利用すると、取り交わす結納品に合わせた形で目録と受書が付いてきます。
しかし結納の進め方や品目には関東式と関西式があるため、エリアの全く異なる男女が結納を行う際には、少し注意が必要だと言えるでしょう。
男女の立場を同格とみなす関東式では、お互いが結納品を贈り合うのが一般的となります。
結納金に関しては、その金額の半額ほどの金額を、御袴料をして贈る形です。
こうした風習のある関東式では、贈る側が目録、結納品を受け取る側が受書を作る必要があります。
男性から女性に贈るものという考えの強い関西では、日を改めて女性側が結納金の1割ほどを男性の家族へのお土産として持参する形となります。
こうした形で男性のみが結納品を贈る関西では、「結納を交わす」ではなく「結納を納める」という言葉を使い、目録のみが用意されるのが一般的となっています。
関東・関西どちらであっても結納の品目は、9、7、5、3の奇数が基本の形となります。
正式な結納を行う際には9品目が必要となりますが、略式で行う際には5~7品目を交わす・納めるのが一般的のようです。
目録の書き方としては、毛筆を使って「一、一、一・・・」という形で全9品目を並べていきます。
最後の名前については、「男性父親から女性父親」だけでなく「男性本人から女性本人」といったいくつかのパターンがあるようです。
関西式と関東式の大きな違いは、前者は目録を品目数に含めないことです。
そのため目録については、下記のような形で書きながら品物を書き並べていきます。
一、長熨斗 壱連
一、小袖料 壱封
一、柳樽料 壱封
一、寿恵広 壱封
一、松魚料 壱封
一、子生婦 壱台
一、寿留女 壱台
一、高砂人形 壱台
一、優美和 壱個
関西式の受書については、表書きがなく、奉書紙の色が赤いものが女性用、緑色のものが男性用になる形です。
関西で結納を行う際には女性側だけが受書を用意する形となりますので、注意をしてください。
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